【 せっつのくに はちじゅうはちかしょ じゅんれい 】
【 ぶつもまやさんとうりてんじょうじ 】
俗称摩耶山天上寺
宗派 | 摩耶山真言宗 |
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本尊 | 十一面観世音菩薩 |
開山 | 法道仙人 |
創建 | 大化2年(646年) |
ご詠歌 | この山に 世々あとたるる 御仏(みほとけ)の ひかりを四方(よも)に たれかあふがぬ |
当寺は、大化2年(646年)インドの高僧・法道仙人が開祖された由緒ある山岳寺院である。
当山の古縁起によれば、ご本尊は釈迦感成の一寸八分の十一面観音で、法道仙人が日本に伝来され、大阪湾一円および当寺の四周に開けた八州の守護仏とされた。この十一面観音は古来、厄除開運・子授け・難病封じの観音さまとして信仰されている。
また、水の守り仏でもあり、当山の沖を航行する船は、ことごとく帆をさげて航海の安全を祈願する慣わしがあり、「帆下げ観音」の別名でも信仰されている。
その後、弘法大師が唐へ留学のさい、女人の守護仏として崇拝されていた梁の武帝作の香木造りの摩耶夫人像を日本へ持ち帰られ、当寺に奉安された。それ以来、当寺は仏母摩耶山・忉利天上寺と号するようになった。この摩耶夫人尊は、女性のあらゆる難病や苦しみを救う女尊で、特に安産と子育ての守護仏として全国的に有名である。
このように、当寺は女人の守護仏・摩耶夫人尊と女人の本地仏・十一面観音をおまつりしているところから「女人守護の本山」「西国女人結縁霊場」「女人高野」ともいわれている。金堂には、ご本尊と、お前立ちとして極彩色の七観音組ぼとけをおまつりしている。他にも摩耶夫人堂、金輪堂、一願地蔵堂などがある。
納経時間 | 午前9時~午後5時 |
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訪問 事前連絡 | 不要(※団体参拝の場合、必要) |
行事 | ◎ 1月1日~3日 初詣 ◎ 1月17日 初観音会 ◎ 3月下旬 摩耶詣祭 ◎ 4月8日 花まつり ◎ 5月8日 仏母会・花会式 ◎ 5月15日 仏母忌・花供養 ◎ 8月8日 四万八千日大祭・星下り会式 ◎ 12月31日 除夜心経会 ◎ 毎月1日 おついたち参り ◎ 毎月8日 月例仏母会 ◎ 毎月17日 月例観音会 ◎ 毎月21日 月例大師 |
住所 | 〒657-0105 兵庫県神戸市灘区摩耶山町2-12 |
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TEL | 078-861-2684 |
FAX | 078-801-2200 |
646@mayasan-tenjoji.jp | |
最寄駅 | 阪神・阪急・JR・市営地下鉄「三宮」駅より神戸市バス18系統「摩耶ケーブル下」停留所下車 摩耶ケーブル・ロープウェー「山上(星の駅)」駅より徒歩約10分 |
駐車場 | 普通車 70台(有料500円)バス 数台(有料1200円) |
ホームページ | http://www.mayasan-tenjoji.jp |
付近の名所・旧跡 | 自然観察園 掬星台 六甲山牧場 神戸チーズ館 有馬温泉 森林植物園 |
食事と休憩・宿泊 | ホテル・ド・摩耶 神戸チーズ館 |