【 せっつのくに はちじゅうはちかしょ じゅんれい 】
【 しょうたいざんとうこうじ 】
俗称門戸厄神
宗派 | 高野山真言宗 |
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本尊 | 薬師如来 |
開山 | 弘法大師 |
創建 | 天長6年(829年) |
ご詠歌 | 南無薬師 瑠璃の光に つみとがも 心の病も 治す誓願 |
東光寺というより、阪急電車の駅名である「門戸厄神」という方がわかりやすいだろう。
当寺は、嵯峨天皇の勅願所として弘法大師の開基と伝わるが、兵火などのために開基以降の寺史は不明である。徳川時代前期の慶安年間(1648年~1652年)に、宥盛法師によって再建復興され、現在にいたっている。
当寺は、ご本尊の薬師如来よりも、むしろ厄神明王の方が有名になっている。この厄神明王は、天長6年(829年)第52代嵯峨天皇が41歳のとき、弘法大師のご指導によって自ら厄除祈願をおこなわれたさい、愛染明王と不動明王のご尊体が融合一体と化して、虚空から現れ諸々の災厄をうちはらい魔障をうちたいらげる霊威を夢現の裡に威得されたのである。そこで、弘法大師は、自らのみをとり、三体の和合一体両頭の明王像を刻まれたのである。天皇はこの三体をいたく叡感され、3年間祈願ののち、一体を紀国高野山の天野明神へ、一体を京都山城国男山の石清水八幡宮へ、残る一体を摂津国門戸の東光寺に勧請された。
天正6年(1578年)、当寺は、荒木村重の乱のとき兵火にかかり灰燼に帰した。ところが、焼灰の中に弘法大師手彫の両頭愛染明王のみが厳然と立っておられたと伝わる。以後、この霊威は人びとの深い信仰の対象として、参詣者がたえることがない。
納経時間 | 午前9時~午後5時 |
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訪問 事前連絡 | 不要 |
行事 | ◎ 1月1日~7日 修正会 ◎ 1月18日・19日 厄除大祭 ◎ 2月 節分祭 ◎ 11月19日 人形供養 ◎ 毎月19日 厄除例祭日(4月春・8月夏・10月秋 柴燈大護摩供)祭 |
住所 | 〒662-0828 兵庫県西宮市門戸西町2-26 |
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TEL | 0798-51-9090 |
FAX | なし |
なし | |
最寄駅 | 阪急今津線「門戸厄神」駅より北西へ徒歩10分 |
駐車場 | 50台 無料 |
ホームページ | http://mondoyakujin.or.jp/ |
付近の名所・旧跡 | 甲子園球場 甲山 宮水と酒蔵 |
食事と休憩・宿泊 | 不可 |