【 せっつのくに はちじゅうはちかしょ じゅんれい 】
【 ふだらくさんじょうこうじ 】
俗称なし
宗派 | 真言宗 単立 |
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本尊 | 聖観世音菩薩 |
開山 | 弘法大師 |
創建 | 天長6年(829年) |
ご詠歌 | 笛の音も 松ふく風も 琴ひくも 歌うも舞ふも 法(のり)のこゑごゑ |
その昔、恵満という僧が、観音の功徳により海中から光を放つ金像を感得し、持ち帰って小さなお社を作りお祀りしていた。しかし、恵満の死後はお祀りする者がいないまま数10年間放置されていた。そののち天長6年(829年)の秋、諸国巡錫の折にこの地に立ち寄られた弘法大師が寺を建立し、恵満が感得した金像をご本尊にお祀りして補陀洛山淨光寺と名付けた。これが当寺の草創と伝わっている。往時は七堂伽藍を備えた大きな寺で、その名は広く知れ渡り、人々の精神修養の場となっていた。
ところが天正7年(1579年)、摂津国伊丹の城主・荒木村重の乱の折、堂塔すべて灰燼に帰した。また、のちの豊臣秀吉の太閤検地によって寺領を没収されたが、寺名がそのまま地名となった。当寺は再び小さなお社を建ててご本尊をお祀りしたが、その際に寺名を慈眼院と改めた。沙門慶海が住持であった慶長年間(1596年~1615年)には三度もの不運が続き、ご本尊を伝法の浦に移したが、その後行方知れずとなっていた。
淨光寺の衰退を嘆いた京都智積院の僧・性海はご本尊を探し出し、郡山城の柳沢家によって寄進建立された本堂に安置した。以来ご本尊の安住の寺となった。
昭和に入って寺号を旧名の淨光寺に戻し別格本山に昇格した。昭和48年(1973年)、弘法大師ご誕生1200年にあたり本堂を新築し、現在に至っている。
納経時間 | 午前8時~午後5時 |
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訪問 事前連絡 | 不要 |
行事 | ◎ 1月1日 新年祈祷会 ◎ 4月第2日曜日 合祀塔供養会 ◎ 8月18日 施餓鬼供養会 ◎ 8月24日 地蔵盆 ◎ 11月23日 永代供養会 ◎ 毎月21日 写経・写仏会 ◎ 毎月24日 水子供養 ◎ 3・6・9・12月第2土曜日 淨光寺寄席 |
住所 | 〒660-0811 兵庫県尼崎市常光寺3-5-1 |
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TEL | 06-6481-3697 |
FAX | 06-6488-7516 |
なし | |
最寄駅 | JR「尼崎」駅より南東へ徒歩15分 阪神本線「杭瀬」駅より北へ徒歩14分 |
駐車場 | 8台 無料 |
ホームページ | なし |
付近の名所・旧跡 | 残念さんの墓 遊女塚 近松門左衛門記念館 |
食事と休憩・宿泊 | 不可 |