【 せっつのくに はちじゅうはちかしょ じゅんれい 】
【 げっぽうざんだいかくじ 】
俗称尼崎聖天
宗派 | 律宗 |
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本尊 | 千手観世音菩薩 |
開山 | 日羅上人 |
創建 | 推古天皇13年(605年) |
ご詠歌 | なし |
大覚寺の前身は、605年、百済の高僧日羅上人が聖徳太子の命を受けて長洲(尼崎の地名。旧淀川の河口に当たる)の浦に建立した「灯炉堂」であると伝わる。
灯炉堂の山伏が焚く柴灯護摩の狼煙は、能勢剣尾山・京都愛宕山の二峰を経由して京の都へ瀬戸内海の変事を伝える重要な役割を担っていた。
鎌倉時代中頃には、金堂、講堂、三重塔等の七堂伽藍に加え、門前市、湯屋を備えた月峯山大覚寺として再興され、後宇多天皇・後伏見天皇を始め南北両朝からの信任も厚く、室町時代には、楠木討伐のおり当寺に在陣した足利義詮の寄進によって荘園の支配権が拡大した。
中世の大覚寺は、宗教的・政治的・経済的に活躍し、尼崎の発展に貢献したが、1617年の尼崎城下の発展に伴い現在の寺町に移動し寺容は縮小された。琵琶法師の信仰も集めた大覚寺には、『覚一本平語相伝次第』(流布本平家物語の詳細な相伝記録)が所蔵され、注目されている。
納経時間 | 午前8時~午後5時 |
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訪問 事前連絡 | 不要 |
行事 | ◎ 2月3日 節分会 ◎ 6月1日 歓喜天大祭 ◎ 8月5日 盂蘭盆施餓鬼会 ◎ 毎月1日・16日 歓喜天華水供 ◎ 毎月21日 弘法大師御影供 |
住所 | 〒660-0867 兵庫県尼崎市寺町9 |
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TEL | 06-6411-2705 |
FAX | なし |
なし | |
最寄駅 | 阪神本線「尼崎」駅より南西へ徒歩7分 |
駐車場 | なし |
ホームページ | http://amagasaki-daikakuji.com/ |
付近の名所・旧跡 | 寺町 |
食事と休憩・宿泊 | なし |