【 せっつのくに はちじゅうはちかしょ じゅんれい 】
【 しんのうざん しゅしょういんきょうぜんじ 】
俗称桑津厄除不動
宗派 | 真言宗御室派 |
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本尊 | 不動明王 |
開山 | 中興 観弘実誉阿闍梨 |
創建 | 中興開基 承応2年(1653年) |
ご詠歌 | いくたびも ねがいがかなう きょうぜんじ ふどうのりけん ありがたきかな |
俗に「桑津不動」と呼ばれた当寺は、その昔、金剛院と呼ばれていた。当時、境内は竹薮と常緑樹に囲まれ、清らかな小川の流れる小高い丘の上に本堂が建っていた。厄除祈願のため参詣者が後をたたず、善如龍王をお祀りし、農民が豊作を祈り、干ばつには雨乞い祈願の柴燈護摩供でにぎわったという。
しかし、元和元年(1615年)大阪夏の陣で、兵火のため堂塔は焼失してしまった。
承応2年(1653年)篤信者の富井部氏らの霊夢に不動明王が出現されて、「早くこの寺を再建するように」とのお告げがあった。そこで、紀州根来寺の僧、観弘実誉阿闍梨を招いて堂宇を再建し、根来寺の不動明王と同木同作の不動明王をおまつりされた。その後、役小角の等身像を吉野より勧請して行者の道場となった。毎月1日と16日は午前3時から秘仏・大聖歓喜天の浴油供養、毎月28日には不動尊に祈願供が修せられる。
昭和53年に完成した本堂では、本尊さまの横に愛染明王、大元帥明王、如来三宝荒神、毘沙門天、弘法大師像、役行者像(胎内仏あり)など、古い仏さまが参詣の人々をお守りくださっている。
納経時間 | 午前9時~午後5時 |
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訪問 事前連絡 | 不要 |
行事 | ◎ 1月1日~5日 新年祈願会 ◎ 1月第3日曜日 大護摩供 ◎ 2月 節分星祭祈願会 ◎ 春秋彼岸中は永代回向法要 ◎ 4月8日 釈尊降誕花祭(甘茶の無料接待) ◎ 8月15日 盂蘭盆精霊流し ◎ 11月23日 三千仏名会 ◎ 12月31日 除夜の鐘つき ◎ 毎月1日・16日 聖天秘法供 ◎ 毎月21日 子育地蔵・水子地蔵祈願法要 ◎ 毎月28日 月並護摩供・厄除護摩祈禱供厳修 |
住所 | 〒546-0041 大阪府大阪市東住吉区桑津3-21-9 |
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TEL | 06-6713-5526 |
FAX | 06-6713-5562 |
なし | |
最寄駅 | 近鉄南大阪線「河堀口」駅より南東へ徒歩8分 JR阪和線「美章園」駅より東へ徒歩9分 |
駐車場 | 2~3台 無料(境内地) |
ホームページ | なし |
付近の名所・旧跡 | なし |
食事と休憩・宿泊 | 不可 |