【 せっつのくに はちじゅうはちかしょ じゅんれい 】
【 ちょうけいざんふっこうじ 】
俗称不明
宗派 | 高野山真言宗 |
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本尊 | 阿彌陀如来 |
開山 | 法道仙人 |
創建 | 大化2年(646年)孝徳天皇勅願所として |
ご詠歌 | のりのみち ながれたへせぬ ふっこうじ あんようどうは ここにしらるる |
当寺は、孝徳天皇より五箇庄を賜り、かつては15,000坪の寺域を有し、七堂伽藍のそびえる大寺院であった。
本尊・阿彌陀如来は、一丈六尺の立像。その昔、法道仙人が播州清水寺や一乗寺に滞在していたころのこと、雲にのって京の都へ飛行する途中、佛舎利の光を見つけてこの地に降りて刻んだのがこのご本尊だと伝えられている。また、一説にはやはり法道仙人の作だが京の方より流れてみえた「流れ如来」との言い伝えも残っている。現在は昭和の中興弘信和尚により、弘法大師1150年御遠忌事業として昭和59年に新築された本堂に安置され、平成21年に篤信者より寄進された松本明慶大佛師作の等身大の観音菩薩と勢至菩薩の立像を脇侍に三尊佛として崇められている。
本堂右手には、阪神大震災後に新築された護摩堂に不動明王と、客殿には弘法大師が祀られている。不動明王には「空海上人刻彫八躰不動之内一躰」の銘が記され弘法大師作の説もあるが、南北朝時代の作ともいわれ、楠正成が当地に本陣をおき、佐々木秀栓と一戦をまじえたとき、一心に祈念し勝利をおさめたという。また、その時、この本陣に熱病がはやったが祈念することによっておさまり、以来「熱切不動明王」の名で信仰されてきた。
この他に、法然上人が京より土佐に向かう途中、当寺に宿泊され法話をされた記録が残され、また時の執権 北条時頼が、この地の連歌殿に宿泊された折、伽藍の梅を見て「吹(ふ)くは憂(う)し花をはよけよ 春の風」と寺名を詠み込んだ一句を残されている。
納経時間 | 午前9時~午後5時 |
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訪問 事前連絡 | 不要(※団体参拝の場合、必要) |
行事 | ◎ 1月元日 修正会・初護摩供 ◎ 2月 節分 星祭 厄除護摩供 ◎ 3月 彼岸中日法会 ◎ 4月4日 観音勢至入仏記念法会 ◎ 8月15日 精霊送り万灯会 ◎ 8月18日 施餓鬼供養法会 ◎ 9月 彼岸中日法会 ◎ 10月28日 熱切不動尊大祭護摩供 ◎ 毎月28日午後1時〜 熱切不動尊月並護摩供 |
住所 | 〒532-0031 大阪府大阪市淀川区加島4-10-8 |
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TEL | 06-6301-3426 |
FAX | 06-6301-1549 |
choukeizan_fukkoji@clock.ocn.ne.jp | |
最寄駅 | JR東西線「加島」駅より北へ徒歩10分 市バス・阪急バス「加島」バス停より北西へ徒歩5分 |
駐車場 | 50台 無料 |
ホームページ | なし |
付近の名所・旧跡 | 香具波志神社(「上田秋成寓居跡 加島鋳銭所跡」石碑 )・上田秋成墓地 |
食事と休憩・宿泊 | 不可 |