摂津国八十八所巡礼

【 せっつのくに はちじゅうはちかしょ じゅんれい 】

第78番體性山大日寺

たいしょうざんだいにちじ

俗称なし

宗派 高野山真言宗
本尊 大日如来
開山 中興 慶安元年(1648年)
創建 不明
ご詠歌 なし

お寺について

 当寺の寺歴は、天正6年(1578年)から、天正7年(1579年)の荒木村重の乱の際、堂宇ともども古い記録が焼失し、詳細が不明で開基もつまびらかではないが、慶安年間(1648年~1652年)の住持以来の言録がのこされている。
 この言録によると、慶安元年(1648年)より、隆尊が堂塔伽藍を建立し中興開基として当寺を再興したと伝える。創建当初の元禄以前は高野山蔓智院の末院であったが、元禄7年(1694年)3月に庫蔵院末に移り、その後さらに庫蔵院が高祖院に合併したために、高祖院の末院となった。享和2年(1802年)火災のために堂宇はことごとく灰燼に帰した。15年後の文化13年(1816年)、第16代住職・実顕の手によって再建復興されたと伝えられる。
 その後、明治36年にいたって第19代住職・義繁が、藁葺の本造を瓦葺切妻造の本堂に建て替える工事をおこし、また詞梨帝母堂を新築した。大正9年、第20代住職・良勝の手によって、庫裡ならびに境内250坪が拡張整備された。
 昭和にはいって、第2次世界大戦などによる諸事情によって高祖院の兼務寺となり、その後、昭和36年(1961年)、第25代住職・栄彰が鎌倉の青蓮寺より当山に晋山する。そののち、平成7年(1995年)、阪神・淡路大震災により、堂宇ことごとく全壊する。平成17年(2005年)、当寺を再建復興し、第26代住職・義彰の代に代わり現在にいたっている。

納経時間 午前8時30分~午後4時30分
訪問 事前連絡 不要(※団体参拝の場合、必要)
行事 ◎ 1月1~3日・14日 修正会
◎ 3月・9月 両中彼岸中彼岸会
◎ 4月8日 鬼子母神祭
◎ 8月19日 施餓鬼供
住所 〒663-8033 兵庫県西宮市高木東町17-13
TEL 0798-67-8731
FAX なし
E-mail なし
最寄駅 阪急神戸線「西宮北口」駅より北東へ徒歩12分
駐車場 2台 無料
ホームページ なし
付近の名所・旧跡 甲山 武庫川 阪急西宮ガーデンズ
食事と休憩・宿泊 不可