【 せっつのくに はちじゅうはちかしょ じゅんれい 】
【 ほうらいさんせいちょうじ 】
俗称なし
宗派 | 真言三宝宗大本山 |
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本尊 | 大日如来 |
開山 | 静観僧正 |
創建 | 寛平8年(896年) |
ご詠歌 | ほうらいの やまにきよしの あらみかみ ひびにりやくも あらたなりけり |
当寺の最寄の阪急電車の駅名も「清荒神」であり、清澄寺というよりは、清荒神というほうがなじみが深い。
縁記によると、寛平5年(893年)宇多天皇が霊夢によって精舎の建立を発願され、寛平8年(896年)に東寺の益信僧正を導師、比叡山の静観僧正を開山として開創された寺という。宇多天皇の創意による理想の鎮護国家を開く勅願寺の一つとして、讃岐国の名工、定円法眼が曼陀華の香木に刻んだ大日如来をご本尊として開かれたのである。
まず、伊勢、貴船、加茂、熊野三山など十五神を勧請し、鎮守神として三宝荒神をまつり、蓬莱山に七堂七十二院の伽藍を造営した。そして、宇多天皇より「日本第一清荒神」の称号を賜った。
かつては東の切畑長尾山の旧清にあったが、寿永2年(1183年)、源平の兵乱で堂宇を焼失したほか、たびかさなる兵火にみまわれだが、荒神社だけが被害をこうむることなく残った。本坊は、江戸時代末期にはいって西の谷奥の院に移り、浄界和上が諸堂を再建した。先代法皇、光浄和上のとき、昭和22年、仁和寺末から離れて真言三宝宗を開き、荒神信仰の総本山清荒神清澄寺として新しく法幢をかかげて、いまにいたっている。
三宝荒神、大日如来のほか、一願地蔵、弘法大師、役行者、大勝金剛輪転王、牛頭天王など多くの諸尊像がおまつりされ、南画家、富岡鉄斎の美術館(聖光殿)もある。
納経時間 | 午前9時~午後5時 |
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訪問 事前連絡 | 不要 |
行事 | ◎ 1月1日~3日 新年祝禱三宝大祭 ◎ 1月27・28日 初三宝荒神大祭 ◎ 2月節分の日 荒神星祭 ◎ 4月27・28日 春季三宝荒神大祭 |
住所 | 〒665-0837 兵庫県宝塚市米谷清シ1番地 |
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TEL | 0797-86-6641 |
FAX | 0797-86-6660 |
なし | |
最寄駅 | 阪急宝塚線「清荒神」駅より北へ徒歩15分 |
駐車場 | 380台 無料 |
ホームページ | http://www.kiyoshikojin.or.jp |
付近の名所・旧跡 | 宝塚歌劇場 中山寺 |
食事と休憩・宿泊 | なし |