【 せっつのくに はちじゅうはちかしょ じゅんれい 】
【 しうんざんなかやまでら おくのいん 】
俗称なし
宗派 | 真言宗中山寺派 |
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本尊 | 厄神明王 |
開山 | 聖徳太子 |
創建 | 飛鳥時代(592年~710年) |
ご詠歌 | むらさきの くもこそなびけ ゆきてみん あびこのみねに かみぞまします |
第70番の寿老神堂から西へ進み、萬霊堂のあたりから十八丁が奥之院の参道である。北摂の山々をあおぎ、道しるべにそって緑のトンネルの山道をゆっくり歩くこと約1時間で、奥之院にたどり着く。ハイキングコースでもあり、行楽シーズンには家族連れでにぎわっている。
慶長8年(1603年)豊臣秀頼が中山寺を再興するまでは、奥之院が当寺の大伽藍であったと伝わる。応神天皇の御代(270年代)巷に疫病が流行した。そこで天皇は吾孫子の峯(いまの中山寺奥之院)に使いをつかわされ、天神地祇をまつり、悲運の皇兄・忍熊皇子の鎮魂供養をされたところ、疫病はたちまちにおさまった。これが日本最初の厄神明王の草創とされる。
その後、約300年後聖徳太子は、逆臣物部守屋の鎮魂供養のために当寺を創建された。
本堂左脇の白鳥の泉は「大悲水」として信仰され、多くの参拝者が汲みにきている。また、中山寺には聖徳太子が愛馬・黒駒の騎馬すがたの像がいまも残っている。
納経時間 | 午前10時~午後4時 |
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訪問 事前連絡 | 不要 |
行事 | ◎ 元旦 ご来光拝 ◎ 1月19日 初厄神 ◎ 7月19日 夏期厄神 |
住所 | 〒665-8588 兵庫県宝塚市中山寺2-11-1 |
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TEL | 0797-87-0024 |
FAX | なし |
なし | |
最寄駅 | 阪急宝塚線「中山観音」駅下車 山門より北西山道2km |
駐車場 | なし |
ホームページ | https://www.nakayamadera.or.jp |
付近の名所・旧跡 | 清荒神 宝塚歌劇場 手塚治虫記念館 有馬温泉 |
食事と休憩・宿泊 | 不可 |