【 せっつのくに はちじゅうはちかしょ じゅんれい 】
【 こうほうじ 】
俗称なし
宗派 | 高野山真言宗 |
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本尊 | 十一面観世音菩薩 |
開山 | 行基菩薩 |
創建 | 天平年間(729~749年) |
ご詠歌 | さらにいま まちかねやまの かひありて あふぐも たかきのりのつきかげ |
当寺は、天平年間、僧・行基の開基と伝えられている。もとは鳥の郭公(カッコー)の生息地で有名であった現在の豊中市侍兼山の頂上近くに建立され、永禄年中(1558年~1570年)までは池田の城主築後守の祈願所であった。
戦国時代の兵火にかかって堂塔は全焼し、時の住職がご本尊と「髙法寺」の掲額のみを背負い、城下であった当所にのがれ、小堂を建ててお祭りしたという。慶長3年(1598年)、僧静弁の中興である。ご本尊・十一面観世音菩薩は、本堂奥のお厨子におまつりされている。秘仏であるが、1月1日~20日、8月1日~20日はご開帳している。桧の一本造り、像高80cm、お顔は藤原時代特有の円満相である。弘仁風、藤原時代の地方的作風のある貴重な存在とされており、池田市の重要文化財に指定されている。
このほか本堂には、不動明王、弘法大師像がおまつりされている。
門を入ると左手に本堂と庫裡、正面に金毘金比羅権現をまつる小堂、そのとなりに豊川稲荷(過去には豊受稲荷の説もあり)堂がならぶ。境内の一角には、天明期の俳人与謝蕪村に師事し、俳友松村月渓(呉春)と親交が深かった俳人・川田祐作の句碑が立っている。
納経時間 | 午前9時~午後5時 |
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訪問 事前連絡 | 不要(※団体参拝の場合、必要) |
行事 | ◎ 1月1日 午前10時~ 初護摩供 ◎ 2月3日午前10時~ 節分会 ◎ 春秋彼岸会 ◎ 8月17日 施餓鬼法会 ◎ 8月24日午前10時~ 地蔵供養 ◎ 奇数月21日 お大師まいり ◎ 毎月28日午前10時~ お不動さま護摩供 8月のみ24日 ◎ 第1・2・3土曜日午後2時~ お経を習う会・写経写仏の会 御詠歌・袈裟を作る会 |
住所 | 〒563-0051 大阪府池田市綾羽1-1-9 |
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TEL | 072-751-4240 |
FAX | 072-753-5541 |
なし | |
最寄駅 | 阪急宝塚線「池田」駅より北へ徒歩8分 |
駐車場 | 100台 有料(※近くにコインパーキングがあります) |
ホームページ | なし |
付近の名所・旧跡 | 五月山公園(北約300m)桜・つつじ・紅葉が美しく眺望絶佳 城跡公園(東約300m) らくごミュージアム(南約200m) |
食事と休憩・宿泊 | なし |