【 せっつのくに はちじゅうはちかしょ じゅんれい 】
【 じょうふくじ 】
俗称なし
宗派 | 高野山真言宗 |
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本尊 | 千手観世音菩薩 |
開山 | 行基菩薩 |
創建 | 天平3年(731年) |
ご詠歌 | 神の田に 清き光の さしてより 千手の誓ひ よよに変らじ |
当寺は聖武天皇の天平3年(731年)、行基菩薩がこの地に留錫、自らご本尊の十一面千手観音菩薩を彫んでまつられたのが開基と伝えられている。二世海然大徳が種々の法験を現じたので、寺名は大いに高揚し、古来より有名な当山の竜池弁財天もこのころに勧請された。今日では当寺の北面にある早苗の森・八坂神社の祭神となっている牛頭天王の降臨されたのも、円融天皇の天元2年(979年)5月と当山の縁記は伝えている。
こうして当寺は神仏融合の霊山として栄え、一条天皇の長徳4年(998年)、これらの由緒を讃嘆された天皇より「清光山」の勅額を賜り、仏閣僧房大いに整った。
その後、源頼義の奉請によって白川院の勅命があり、藤原景正が修復にあたった。さらに後、伏見帝の正安三年(1301年)、執権・北条貞時が勅命によって修築した等々の歴史を経て天正6年(1579年)の兵火により堂宇は焼失したが、池田城主・池田光重が復興に尽力し、慶長年間(1596年~1615年)本堂をはじめ諸堂が再建され今にいたっている。
本堂正面にはお厨子の中にご本尊・十一面手観世音菩薩がおまつりされ、平安時代の作として池田市の文化財に指定されている。頭上に二手を掌を上に向けて組み合わせ、掌の上に阿弥陀如来をいただいておられる清水式の非常に数少ない像容である。
納経時間 | 直接お尋ねください |
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訪問 事前連絡 | 必要 |
行事 | ◎ 1月15日 大般若転読法会 ◎ 6月上旬の日曜日 青葉祭 ◎ 8月16日 施餓鬼法会等 |
住所 | 〒563-0043 大阪府池田市神田3-11-2 |
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TEL | 072-751-3940 |
FAX | なし |
なし | |
最寄駅 | 阪急宝塚線「池田」駅よりバス |
駐車場 | 不明 |
ホームページ | http://www.jyofukuji.net |
付近の名所・旧跡 | なし |
食事と休憩・宿泊 | 不可 |