【 せっつのくに はちじゅうはちかしょ じゅんれい 】
【 はったらさんにゃくおうじ しゃかいん 】
俗称尊鉢厄神
宗派 | 高野山真言宗 |
---|---|
本尊 | 釈迦如来 |
開山 | 行基菩薩 |
創建 | 聖武天皇天平年間(729年~749年) |
ご詠歌 | あのくたら さむるゆめじを おもうかな げだつのかぜの あかつきのこえ |
尊鉢のバス停で下車すると、「尊鉢厄神」の大きな標識が目にとまる。「尊鉢」の由来はこうである。
その昔、神功皇后が神羅出兵の折、戦勝帰国に際して国王よりの献上物に釈迦の仏舎利、袈裟、鉄鉢の三宝物があった。当時わが国にはまだ仏法が伝来していなかったので、皇后はこの宝物の処置に困って猪名の里(今の池田)のこの地に埋め、後年、仏法流布の日を待たれた。
奈良時代にいたり、僧・行基が夢の中で観音菩薩のお告げにより、その地を発掘して三宝物を得た。ことの重大さに驚き早速朝廷に報告し、聖武天皇の勅願によって、一大伽藍が建立され、「若王寺」の寺号を賜った。以来、この地を釈迦の鉄鉢にちなんで「尊鉢」とよぶようになった。三宝物のうちで仏舎利と袈裟は戦国時代に灰燼に帰してしまったが、鉄鉢はいまも当寺に大切に安置されている。
本堂にはご本尊・釈迦如来と弘法大師像がおまつりされ、そのとなりが護摩堂で、不動明王がおまつりされている。一段高いところに厄神明王がまつられた厄神殿が建っている。毎年1月18日・19日の厄神大祭には厄年の人びとをはじめとする老若男女でにぎわう。
納経時間 | 午前9時~午後5時 |
---|---|
訪問 事前連絡 | 不要 |
行事 | ◎ 1月1日~3日 正月初詣 ◎ 1月18日・19日 厄神大祭(大般若経転読法要、柴燈大護摩供修行) ◎ 2月3日 節分厄除星祭 ◎ 春秋彼岸会 ◎ 4月8日 花まつり ◎ 6月15日 弘法大師御誕生青葉祭 ◎ 8月15日 盂蘭盆法要 ◎ 11月15日 七五三詣り ◎ 12月31日 除夜祭 ◎ 毎月21日 お大師まいり |
住所 | 〒563-0024 大阪府池田市鉢塚3-4-6 |
---|---|
TEL | 072-761-8761 |
FAX | なし |
なし | |
最寄駅 | 阪急宝塚線「池田」駅よりバス「尊鉢」停留所下車 |
駐車場 | 5台 無料 |
ホームページ | http://www.sonpachi.com/ |
付近の名所・旧跡 | 水月公園 鉢塚古墳 |
食事と休憩・宿泊 | 不可 |