【 せっつのくに はちじゅうはちかしょ じゅんれい 】
【 じょうこうえんまんじ 】
俗称なし
宗派 | 高野山真言宗 |
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本尊 | 聖観世音菩薩 |
開山 | 行基菩薩 |
創建 | 天平年間(729~749年) |
ご詠歌 | あまねくも ひろしめされし 門の戸を 開くる花は 今にまします |
天平7年、僧行基は仏教の布教のため諸国を巡っていた。ある日、夢の中に牛頭(ごず)天王があらわれ、「吹田に聖なる木がある」と告げた。そこで吹田へ行ってみると、夢のお告げどおりに一本の香木が打ち上げられていた。このころ吹田は白砂青松の海岸だったのである。
行基はその香木で聖観音像を彫刻し、その場所を聖地として堂を建て、香木の聖観音像を本尊として祀った。
この堂は、行基の話を聞くための「集る者常に千名を越す」(続日本記)といわれ、日夜光明が絶えなかったので、いつか誰いうとなく「常に光明を放つ寺=光明寺」と呼ばれるようになった。治承2年(1178年)には隣村の吉志部(現在の岸辺)にあった圓満院を合併して、寺名を「常光圓満寺」と改めた。山号の「慧日山」は、観音経の「慧日破諸闇」に由来している。
寛政年間(1460~1466年)にいたり、足利八代将軍義政は当寺の本尊・聖観音に深く帰依し、足利氏の武運長久を祈られた。その後、応仁の乱(1467年)の兵火によってすべてが焼土と化してしまったが、寛文11年(1671年)教範和尚によって再建。さらに昭和56年には老巧化した本堂が建て替えられた。
本堂裏手には四国33ヶ所観音石像が祀られているほか、七福神両天堂、鎮守堂、弁財天堂、地蔵堂、修行大師像などの諸堂宇が建立されている。
納経時間 | 直接お尋ねください |
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訪問 事前連絡 | 必要 |
行事 | ◎ 1月1日 大般若会 ◎ 2月21日 御影供 ◎ 3月24日 永代経 ◎ 8月18日 施餓鬼会 ◎ 8月24日 地蔵盆 ◎ 9月26日 流水灌頂 |
住所 | 〒564-0031 大阪府吹田市元町28-13 |
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TEL | 06-6381-0182 |
FAX | なし |
なし | |
最寄駅 | JR京都線「吹田」駅より南西へ徒歩5分 阪急千里線「吹田」駅より北東へ徒歩7分 |
駐車場 | 不明 |
ホームページ | https://enmanji.com/syukuhaku.html |
付近の名所・旧跡 | 万博記念公園 国立民族学博物館 日本庭園 国際美術館 エキスポシティ 市立吹田サッカースタジアム |
食事と休憩・宿泊 | 研修道場延命閣は250名収容 |