摂津国八十八所巡礼

【 せっつのくに はちじゅうはちかしょ じゅんれい 】

第42番慧日山常光圓満寺

じょうこうえんまんじ

俗称なし

宗派 高野山真言宗
本尊 聖観世音菩薩
開山 行基菩薩
創建 天平年間(729~749年)
ご詠歌 あまねくも ひろしめされし 門の戸を
開くる花は 今にまします

お寺について

 天平7年、僧行基は仏教の布教のため諸国を巡っていた。ある日、夢の中に牛頭(ごず)天王があらわれ、「吹田に聖なる木がある」と告げた。そこで吹田へ行ってみると、夢のお告げどおりに一本の香木が打ち上げられていた。このころ吹田は白砂青松の海岸だったのである。
 行基はその香木で聖観音像を彫刻し、その場所を聖地として堂を建て、香木の聖観音像を本尊として祀った。
 この堂は、行基の話を聞くための「集る者常に千名を越す」(続日本記)といわれ、日夜光明が絶えなかったので、いつか誰いうとなく「常に光明を放つ寺=光明寺」と呼ばれるようになった。治承2年(1178年)には隣村の吉志部(現在の岸辺)にあった圓満院を合併して、寺名を「常光圓満寺」と改めた。山号の「慧日山」は、観音経の「慧日破諸闇」に由来している。
 寛政年間(1460~1466年)にいたり、足利八代将軍義政は当寺の本尊・聖観音に深く帰依し、足利氏の武運長久を祈られた。その後、応仁の乱(1467年)の兵火によってすべてが焼土と化してしまったが、寛文11年(1671年)教範和尚によって再建。さらに昭和56年には老巧化した本堂が建て替えられた。
 本堂裏手には四国33ヶ所観音石像が祀られているほか、七福神両天堂、鎮守堂、弁財天堂、地蔵堂、修行大師像などの諸堂宇が建立されている。

納経時間 直接お尋ねください
訪問 事前連絡 必要
行事 ◎ 1月1日 大般若会
◎ 2月21日 御影供
◎ 3月24日 永代経
◎ 8月18日 施餓鬼会
◎ 8月24日 地蔵盆
◎ 9月26日 流水灌頂

常光圓満寺

住所 〒564-0031 大阪府吹田市元町28-13
TEL 06-6381-0182
FAX なし
E-mail なし
最寄駅 JR京都線「吹田」駅より南西へ徒歩5分
阪急千里線「吹田」駅より北東へ徒歩7分
駐車場 不明
ホームページ https://enmanji.com/syukuhaku.html
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