【 せっつのくに はちじゅうはちかしょ じゅんれい 】
【 にょいさんかんろいんどんどろだいし ぜんぷくじ 】
俗称なし
宗派 | 高野山真言宗 |
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本尊 | 弘法大師 |
開山 | 聖徳太子 |
創建 | 宝亀9年(778年 |
ご詠歌 | たかの山 みかげ あふぎて 寄る人は よろづの願ひ 満つとこそ聞け |
当寺は、宝暦2年(1752年)3月、高野山岩本院法資法道が、大阪夏の陣の折りの戦死者の霊を弔うために、弘法大師を本尊として開創されたと伝わる。
創建当初は、鏡如庵大師堂と称し、浪速大師巡りの道順いあったため人通りの絶え間がなかった。その後、天保5年(1834年)、大阪城代を命じられて大坂に赴任した土井大炊頭利位が、当寺近くの玉造に屋敷を構え、当寺の弘法大師に深く帰依された。以来、誰いうともなく「土井殿のお大師さま」と呼ぶようになり、それがいつしか転訛し、「どんどろ大師」になったのである。明治の廃仏毀釈をうけて一時廃庵となるが、後に三阪房野女の篤志によって寺地を回復、明治40年1月には、元豊能郡東能勢村大字木代にあった善福寺を移転改築し、「どんどろ大師善福寺」と改称したのである。善福寺は、光仁天皇の宝亀9年(778年)開成皇子の開基にかかり、本尊・薬師如来、脇侍に日光・月光の両菩薩と十二神将を安置した。明治にはいり一時、寺運は衰微したが、その後明治42年、本尊とともに現在地に移転された。
当地は浪速の名所の一つとして、歌舞伎、浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」のどんどろ大師の場にも描かれ、お弓・お鶴母子の再会の場として有名である。
納経時間 | 午前9時~午後5時 |
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訪問 事前連絡 | 不要 |
行事 | ◎ 1月21日 初大師大般若会 ◎ 3月22日 彼岸施餓鬼会 ◎ 8月2日 盂蘭盆施餓鬼会 ◎ 8月15日 お盆精霊流し ◎ 毎月21日 お大師まいりの日 |
住所 | 〒543-0012 大阪府大阪市天王寺区空堀町10-19 |
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TEL | 06-6768-6366 |
FAX | なし |
なし | |
最寄駅 | JR環状線「玉造」駅より西へ徒歩8分 地下鉄鶴見緑地線「玉造」駅より西へ徒歩5分 |
駐車場 | なし |
ホームページ | なし |
付近の名所・旧跡 | 三光神社 |
食事と休憩・宿泊 | 不可 |